大きな絵図や掛軸、巻子など、
これまで写真撮影でしかデジタル化できなかった資料を、
高解像度でスキャニングしませんか?

日本での導入実績は、まだ弊社のみである高解像度スキャナ
ScanTECH600i についてご紹介いたします。


◇ フェイスアップスキャニング方式

通常のフラットベッドのスキャナ(一般のコピー機のような、資料を裏返しに置き、上から蓋を閉めるタイプです)とは異なり、資料を上向きにセットしてスキャニングを行います。資料の厚みや状態に応じて電動式ブックテーブルを昇降させることが出来ます。
貼り紙が多いなど手作業での調整が必要な絵図や、厚みが均一でない掛軸、額に入ったままの絵画、長尺の巻子など、様々な資料を直接目で確認しながらスキャニングできます。
(厚み250㎜、重量20㎏まで対応可能です)


◇ A0サイズをカバー

最大スキャニングサイズは920㎜(幅)×1300㎜(長さ)とA0サイズをカバーできます。絵巻物など長尺もののスキャニングも得意です。


◇ 高い解像度

ScanTECH600iの光学解像度は最高で600dpiです。
シートスルー方式(図面等、紙送りにて読み込むタイプ)のスキャナには高解像度のものがありますが、貴重資料のデジタル化には向きません。
一般的に貴重資料のスキャニングにはフラットベッドスキャナが使用されます。しかし、A0対応かつ600dpiの解像度をもつスキャナはかなり少なく、大型資料のデジタル化には、デジタルカメラによる分割撮影が一般的です。


◇ 品質

貴重資料を守るため、紫外線の発生しない光源を使用しています。高波長の蛍光管を使用することにより紫外線が発生せず、折れ目やしわのある原稿のスキャン時に発生する影による色むらも軽減されます。
またスケール精度が±0.1%と非常に正確です。写真撮影ではどうしてもレンズ等によりひずみが発生しますが、このスキャナではひずみのない正確な画像が得られるため、レプリカの作成などにも最適です。
長尺資料を分割スキャニングしても容易に接合することが出来ます。